相模大野センチュリーホテルのレストランは今?閉館の真相と名店の現在
小田急線相模大野駅直結のランドマークとして親しまれてきた「小田急ホテルセンチュリー相模大野」。地域屈指のシティホテルとして、かつては家族の記念日や会食を彩る高級レストランやビュッフェが多くの客で賑わっていました。しかし近年、ネット上では「レストランが閉館した」「ホテル自体がなくなったのではないか」という不安の声が絶えません。
かつて愛されたブッフェの名店「ボンロザージュ」や「中国料理 翡翠宮」はどうなったのか。そして、現在のホテル内ではどのようなランチや食事が楽しめるのか。地元住民やビジネス客が抱く疑問の真相を、取材データと現地の最新状況をもとに詳細に解き明かします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:ホテルセンチュリー相模大野自体は閉館しておらず、宿泊特化型機能と洗練された外部テナント誘致へ業態転換して営業を継続中。
- 要点2:直営レストラン「ボンロザージュ」「翡翠宮」は営業終了したが、跡地フロアには薪火イタリアン「MONDO」や「割烹 とき綴る」などの新たな実力店がオープン。
- 要点3:かつての大規模ビュッフェから、地元・武相エリアの上質素材を活かしたコースや個室ランチ重など、質の高い美食空間へと進化を遂げている。
【真相解明】相模大野センチュリーホテル閉館説の正体とレストランの現在
インターネットの検索窓に「ホテルセンチュリー相模大野」と入力すると、「閉館理由」や「跡地」といった不穏なサジェストワードが並びます。これにより「ホテル自体が完全閉館して建物が取り壊されたのではないか」と誤解する声が後を絶ちません。しかし、小田急ホテルセンチュリー相模大野は現在も駅直結の好立地で営業を続けています。
では、なぜこのような噂が定着してしまったのでしょうか。その発端は、小田急グループのホテル運営事業における大規模なポートフォリオ再編にあります。コロナ禍以降、全国のシティホテル業界では宴会需要の急減や人件費の高騰を受け、自社直営の大型料飲・ブライダル部門を縮小する動きが加速しました。小田急リゾーツも同様に、2021年秋にホテルの直営料飲部門や大型宴会場の営業終了へと舵を切ったのです。
地域住民にとって象徴的存在だった「ホテル直営レストランの撤退」のニュースが、いつしか伝言ゲームのように「ホテルの完全閉館」へと変換されて拡散したのが真相です。現在、ホテルはレディースフロアやテレワーク環境を拡充した機能的な宿泊空間を維持しつつ、レストランフロアには厳選された外部飲食テナントを誘致するハイブリッドな形態へと生まれ変わっています。

かつての名店はどうなった?ボンロザージュと翡翠宮の足跡
かつての小田急ホテルセンチュリー相模大野の食を語る上で欠かせないのが、洋食グリルキッチン「ボンロザージュ(Bon Rosage)」と「中国料理 翡翠宮(ひすいきゅう)」の存在です。
とりわけボンロザージュ相模大野は、ローストビーフのカッティングサービスや季節ごとのデザートフェアで知られ、ママ友会や親族の集まりにおける「ホテルセンチュリー相模大野ビュッフェ」の代名詞でした。また、旬のフルーツを贅沢に使ったホテルセンチュリー相模大野アフタヌーンティーは、予約開始直後に満席となるほどの人気を博していました。
一方の中国料理翡翠宮相模大野は、ハイアット リージェンシー 東京の名店「翡翠宮」の系譜を引く本格広東料理店として、重厚な相模大野ホテルランチ個室需要を一手に引き受けていました。結納、顔合わせ、法事など、相模原・町田エリアにおける「ハレの日の食事」を支えてきた格式ある空間でした。
現在、これら2つの直営店は営業を終えていますが、そのホスピタリティの系譜と駅上10階からの眺望は、新たなダイニングへと確実に受け継がれています。
【新旧比較】かつてのホテル直営店と現在の新鋭レストラン
かつての直営店時代と、新たなテナントが入居した現在の営業スタイルにはどのような違いがあるのでしょうか。客層、料理コンセプト、利用シーンを比較データで整理しました。
| 項目 | 直営時代(旧ボンロザージュ・翡翠宮) | 現在(MONDO・割烹 とき綴る) | 編集部の見解・評価 |
|---|---|---|---|
| 料理ジャンル | ホテル洋食ビュッフェ/本格広東料理 | 薪火イタリアン/相模牛割烹・会席 | 量から質への完全シフト。専門性とライブ感が劇的に向上。 |
| 昼の価格帯 | 3,000円〜4,500円(ランチブッフェ等) | 1,800円〜4,000円(パスタ・ステーキ重) | カジュアル利用から接待まで予算に応じた選択肢が拡大。 |
| 朝食の提供形態 | ホテル直営モーニングビュッフェ | 館内レストラン連携(和洋多彩なプレート等) | 宿泊客の朝の満足度を担保しつつスマートな運営を実現。 |
| 空間と雰囲気 | 伝統的ホテルダイニング、広大な宴会席 | 薪窯を配したモダン空間/落ち着いた和個室 | 洗練された現代的インテリアで若年層・感度の高い層も誘引。 |

【実態検証】生まれ変わった10階フロアと最新グルメの魅力
現在、ホテルセンチュリー相模大野のレストランフロア(10階)は、食通を唸らせる新たな目的地として活気を取り戻しています。特に注目すべきは、異なる魅力を持つ2つのメインダイニングです。
1. 薪火で素材を昇華させる「MONDO(モンド)」
駅直結のオールデイダイニングとして話題を集める「MONDO」は、「山からテーブルへ」をテーマに掲げる新世代イタリアンです。店内に設えられた本格的な薪窯で焼き上げる肉料理や野菜は、燻香と素材本来の凝縮された旨味が際立ちます。従来のホテルイタリアンの枠を超え、地元相模原や周辺地域の恵みを再定義する「武相キュイジーヌ」を提唱。ランチタイムには上質なパスタや薪焼きステーキをカジュアルに楽しめるほか、平日夕方のハッピーアワーではスタッフ厳選ワインがグラス500円で提供されるなど、日常使いの魅力も兼ね備えています。
2. 厳選和牛と四季を愛でる「割烹 とき綴る 相模大野店」
静謐な個室空間で和食を堪能できる「割烹 とき綴る」は、特別な会食や結納の場として旧翡翠宮のポジションを鮮やかに埋めています。名物の相模牛を使ったしゃぶしゃぶや、四季折々の食材を炊き込んだ土鍋飯は記念日に最適です。ランチタイムには数量限定の「牛ステーキ重」が評判を呼び、相模大野駅周辺で落ち着いて食事ができる個室ランチスポットとして重宝されています。
一般に知られていない盲点とステーションスクエアの活用法
ホテル内のレストランを探す際に見落とされがちなのが、ホテルが直結している商業施設「相模大野ステーションスクエア」とのシームレスな関係性です。
「ホテルセンチュリー相模大野のランチ」を検討する際、10階のホテル専用フロアだけでなく、ステーションスクエアA館・B館の7階・8階にあるレストラン街も極めて有力な選択肢となります。ステーションスクエアには寿司、天ぷら、洋食、中華などの専門店が充実しており、エレベーター一本でホテルロビーと行き来が可能です。
「かつてのような気軽なビュッフェを食べたい」「家族全員の好みがバラバラで困る」という場合は、10階に固執せずステーションスクエアの大型店舗群を活用するのが、地元住民が実践しているスマートな立ち回り方です。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
フードビジネスおよび商業動向の分析視点から、現在のホテルセンチュリー相模大野レストラン利用における適性を整理します。
【おすすめできる人】
- 薪火料理やワインなど感度の高い美食体験を求める方:MONDOが提供する薪火の香りと武相キュイジーヌは、都心の人気レストランに匹敵するクオリティです。
- 落ち着いた完全個室で接待や顔合わせを行いたい方:「割烹 とき綴る」の個室は静粛性が高く、格式あるおもてなしに向いています。
- 駅直結で天候に左右されず食事を完結させたい方:改札から雨に濡れずにアクセスできる利便性はエリア随一です。
【慎重になるべき人(別の選択肢を検討すべき人)】
- 往年の「時間無制限・大型デザートビュッフェ」を期待している方:現在の館内には旧ボンロザージュ型の大規模バイキングは存在しません。
- 1,000円前後のワンコインに近い格安ランチを求める方:ホテルフロアの店舗は味と空間に見合ったアッパーミドルの価格帯設定となっています。

【相模大野 センチュリーホテル レストラン】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ホテルセンチュリー相模大野のボンロザージュや翡翠宮は復活しないのですか?
A1:小田急リゾーツによる直営レストラン事業の終了に伴い、両店舗は正式に閉店しており復活の予定はありません。しかし、跡地フロアにはイタリアン「MONDO」や「割烹 とき綴る」がオープンし、新たな美食体験を提供しています。
Q2:現在、ホテル内でランチビュッフェ(バイキング)は実施していますか?
A2:2026年現在、かつてのようなフルビュッフェ形式のランチは常設されていません。朝食は宿泊客を中心に提供されていますが、昼・夜はコース料理やアラカルト、ランチ重などのセットメニューが中心となっています。
Q3:個室での顔合わせや会食に適した店舗はありますか?
A3:10階の「割烹 とき綴る 相模大野店」が最適です。相模牛のしゃぶしゃぶや会席料理をプライベートな個室でゆったり楽しむことができます。事前予約を推奨します。
Q4:ホテルのアフタヌーンティーは今でも楽しめますか?
A4:直営時代のアフタヌーンティー企画は終了していますが、10階「MONDO」のカフェタイム営業や季節のデザートメニューで優雅なティータイムを過ごすことが可能です。提供内容は時期により異なるため、店舗への事前確認が確実です。
まとめ:往年の名店から現代の洗練ダイニングへ
「相模大野センチュリーホテル閉館」という噂は、直営レストランの営業終了に端を発した誤解であり、ホテル自体は今も相模大野の玄関口として力強く機能しています。
ボンロザージュや翡翠宮の閉店を惜しむ声が多いのは、それだけ市民の思い出に深く刻まれていた証です。しかし現在、10階フロアに根を下ろした「MONDO」や「割烹 とき綴る」は、薪火調理や地元食材の再解釈といった現代的なエッセンスを取り入れ、街の飲食文化を新たなステージへと引き上げています。
かつての記憶を大切にしながら、より洗練された相模大野の「新しいホテルの味」を確かめに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。 (出典: 相模大野 センチュリーホテル レストラン(Yahoo!ニュース))